非薬理療法

慢性疲労症候群の治療法のひとつとして、非薬理療法を紹介します。栄養療法やサプリメント、カウンセリングを組み合わせた治療法についてまとめています。

慢性疲労症候群の治療法:非薬理療法

ここでは、慢性疲労症候群の治療法のうち、薬剤を使わない非薬理療法について紹介します。

薬剤を使った治療は一定の効果がありますが、そのぶん副作用の心配があります。そのため、心療内科では、薬剤を使わない治療法を取ることがあります。

栄養素やホルモンの投与によって体質改善をしながら、根本的な原因である精神的ストレスを取り除いていくというアプローチが多く取られます。

それでは、非薬理療法をいくつか紹介しましょう。

  • 栄養療法

からだに必要な栄養素を、食事やサプリメントで補うことによって体質を改善していく治療法です。たとえば、神経伝達物質が不足している場合、ビタミンやミネラルなどを多く摂取することで、症状を和らげていきます。

  • ナチュラルホルモン療法

慢性疲労症候群には、ホルモンの分泌異常が見られることが多くあります。この分泌異常を改善できれば、抑うつ状態から抜け出せると言われています。
また、ホルモンには免疫力を高める効果もあり、感染症の予防も見込めます。

このほか、慢性疲労症候群の非薬理療法の中で最近注目されているものに、副腎疲労にアプローチをするサプリメントがあります。

副腎ホルモンの分泌が低下すると、抑うつ状態や倦怠感を引き起こします。これに対して副腎ホルモンの分泌を促すサプリメントを摂取させることで、症状の改善を図ります。まだ新しい治療法ですが、すでにいくつかのクリニックで効果が上がっており、普及が期待されています。

慢性疲労症候群のこころの治療

ここまでの治療法は、症状を和らげて体質改善を目指すもの。

しかし、慢性疲労症候群の最大の原因はストレスであることが多いと言われています。そのため、治療には精神的なケアが欠かせません。

精神的なケアで代表的なものに、カウンセリング・セラピーがあります。ストレスの原因となっている事柄を、カウンセリングによって丹念に聞き取り、心の負担を軽減していきます。

セラピーによって精神的苦痛を和らげることで、慢性疲労症候群の根本的な原因を取り除いていくのです。

非薬理療法に注目しよう!

薬剤による治療は対症療法でしかなく、根本的な原因を改善できません。それに、副作用の心配もあります。

そのため、慢性疲労症候群の治療の研究で注目されているのは、非薬理療法です。慢性疲労症候群に悩んでいる方は、まず非薬理療法を行なっているクリニックの診察を受けることをおすすめします。

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